2009年9月4日金曜日

まだいるのです。


 1938年3月、ナチスの手から逃れ、シベリア鉄道・オルポール駅で足止めされている五千人から二万人のユダヤ人を助けた人達もいたそうだ。当時の樋口陸軍中将は、人種差別を嫌い、食べ物、着る物、そして出国の手助けをしたという。また、安江陸軍大佐は、ユダヤ研究を命じられてパレスチナ、エジプトへ出かけ、現状を実際に見て、文章の真偽を判断したという。この二人は戦後、イスラエル建国功労者として名前が「黄金の碑」に刻印されているという。日本とイスラエルの架け橋となった人々の足跡を、私も行って、実際にこの眼で見てみたい。